Largoプロジェクトリーダーの小林です。
2026年度が始まりましたね。
この季節はスタートと区切りのタイミングを迎える時期でもありますが、
Largoでも高校進学を決めた子が、3月にまたひとり旅立っていきました。
その子、AくんはLargoがスタートしたすぐあとにLargoメンバーとなった、
いわば初期メンバーのお子さんです。
Largoでは学期末にお楽しみ会をするのですが、2025年度最終日もLargoキッズの立案で、炭で火を起こし、
ソーセージやマシュマロを焼き、皆で差し入れのお肉に、おいしいおいしい♪、と皆で舌鼓を打ち盛り上がっていたそんなとき
Largoを卒業するということで、Aくんがお母さんと晴れやかな笑顔とともに挨拶に来てくれました。
Aくんは自分に合ったスタイルで学び、Largo以外の居場所も併用しAくんらしさを大切にこれまで過ごしてきました。
高校でも自分のやりたいことを尊重してくれる学校に進学するAくん。
バイタリティ溢れるお母さんのもとで育ったAくんは、これまでも様々なことにチャレンジしてきたのですが、
高校でもやりたいことをやるんだ、というそのキラキラした笑顔に涙が溢れてしまいました。
Largoという場をひらいて良かったと、心から思えた瞬間でもありました。
まだまだ学びのスタイルを自分メイドにすることに、ためらい苦しんでいる子が多くいる不登校ですが
Aくんもこれまでどんなにもがき、悩んできたかしれません。
そんなAくんですが、卒業式当日『お母さん、これまで僕のことを信じてきてくれてありがとう』という言葉を母へ送ったそうです。
お母さんの葛藤も見てきた私たち。もがきながらもAくんにとっての幸せを常に思い、
寄り添ってきた母の深い愛情は確実にAくんに伝わっていたのでした。
お母さんもご卒業、本当におめでとう!
Aくんの未来がAくんにとって素晴らしいものになりますように。
子どもたちはそれぞれが様々なステージに、それぞれで立っています。
なかなか知られることの少ない不登校の子ども達の背景ですが、外に出ることも困難で、まずはエネルギーを取り戻すことが必要な子、
活動にすぐに向かえる子、それらを行ったり来たりしている子と本当に様々です。
少しでも焦って活動を促してしまうとまたエネルギーを無くしたり、かと思えば急に外向きに歩き出したり。
その子のペースと違うものを無理にはめてしまおうとすることは、時にいのちに関わることでもあるため、
焦らずにその子の”今”を捉えた環境で過ごすことの大切さを痛感しています。
子どもたちが、やってみたい、学びたい、いのちを大切にしたい、と思えるような、好奇心を探求できるワクワクのある世界、
そして自分を大切にしたいと思える環境を、大人も子どもも ともにつくっていく、そんな世界を目指したいと
Aくんとの出逢いを振り返り改めて心から思った、Largo 2025年度の最終日でした。
2026年度も皆さまどうぞよろしくお願いいたします!






