寒川町でスクールカウンセラー/教員研修の講師を務めました

Largoプロジェクトリーダーの小林です。
10月初旬、寒川町教育相談機関連絡協議会研修にて水澤代表と小林が講師を務めさせていただきました。
寒川町も他地域と同じように不登校の児童生徒数は増加しており、フリースクールのような居場所へ繋がることが急務となっています。
今回は支援する立場であるスクールカウンセラーさん、先生方に向けてフリースクールの現状、Largoの取り組み、小林が長男の不登校をどう乗り越えたかなどをお伝えしたあと、不登校対応についてグループに分かれ議論いたしました。
 
ある先生は、学校に来ない子と居場所を接続する際のアプローチに苦慮している、と話してくださいました。どこの地域も悩みは共通のようです。
不登校の子ども達、保護者とどう交流を図っていくか、試行錯誤を繰り返しながら向き合ってくださっているご様子に子ども達への愛情を感じました。
それでもやはり学校に行かず(行けず)取りこぼされてしまう子どもがいる現状に際し、大切なのは学校・支援者だけではなく、地域全体で自分ごととして捉えることだと改めて感じています。
 
皆さま熱心にメモを取ってくださり、本音での議論もでき実りある時間になりました。
教育委員会の皆さま、この度の機会にお声かけいただき、ありがとうございました。

おまけのはなし:小林の長男が不登校だった当時、鎌倉市教育委員会でお世話になった先生も出席されており、これまでの道筋を労ってくださり胸が熱くなりました。
あの頃の温かな眼差しにどれだけ励まされたかしれません。人と人とが多様な形で繋がり、皆で励まし合う社会になりますように。