プロジェクト「鎌倉歴史めぐり」ということで、この日のLargoは鎌倉に大変詳しくガイド協会にも所属している相澤さんによるガイドのもと北鎌倉をねり歩きました。
さまざまな鎌倉の史跡を巡りながら、話は広がってゆきます。
例えば、八雲神社という高台の神社の方に上がると富士山が見え、どうしてそこに富士山があるのか?とか。大きなプレートのぶつかる中心が隆起したのが富士山で、それでもやがて富士山も数百万年と経てば崩れさってしまうかもしれない、と。
また浄智寺の本堂・曇華殿を眺め、そこに奉られている仏さまの50数億年という太陽が尽きるほどの年月を背景に、インド数学の世界観、ゼロの世界観、インドにおける時間のスケール観などの話に。ゼロを生み出すなど高度な数学を持っていたインドでは、どれほどに大きな時間の数字も一瞬のようなのだと思い知らされました。
街に転がっている一つ一つの要素から無限大のエピソードが飛び出し続け、あっという間の2時間半。確かに数十億年の悠久など、存外あっという間に過ぎてしまうような気がしてしまったのでした。
追伸…学校のテストに、お話にあった天体のことがあり助かりました。相澤さん、ありがとうございました。
高校生スタッフ・小林