新1年生がやってきた!

春休み中の4月1日。ふかふかに、新1年生が8人やってきました。
3年目にして、総勢26人の子どもたちと過ごすことになり、事業を開始した2年前を思い起こすと感慨深いものがあります。

さて、初めてのことにいろいろ戸惑い、緊張気味なのは1年生だけではありません。
もしかしたら、上級生の子どもたちの戸惑いのほうが大きかったのかも。
つい先日まで保育園にいた子に、優しくしてあげなくちゃいけないのは知っているのです。
でも、話しても伝わらない、いやだと何度言ってもやってくる。
おにいさんおねえさんのイライラは募ります。
「こっちだって、新しいクラスはどうかなとか担任の先生誰かなとか、不安なんだよ~!」心の声が聞こえてきそうです。
ついつい、キツい言葉を大きな声でいってしまったり、1年生につられて手が出てしまったり。
「コラ!」と言われてばっかりでは、やってられません。

ふかふかでは、何か問題が起きると、食事やおやつの時間に大人から問いかけて、子どもたちが率直に意見を出し合うという暗黙のルールができています。
先日遊びのなかでちょっといざこざが起きたとき、5年男子から「そろそろ話し合いが必要ですね。」とのつぶやきが。
おやつの時間に私が、「みんなに教えてほしいことがあります」と話し出すと、みんな「きたな、話し合いだ」という顔でこちらを注目します。
「みんなが、2〜3こ上のお兄さんお姉さん、いやもっと上の人に、されたらいやだなと思うこと、逆にこんな風にされたらうれしいなということは何?」

・・・・。
『わかってるよ、今の状態はよくない、1年生にやさしくしろってことでしょ?』3年女子が口火を切りました。
「あれ?みんな意地悪しちゃってると思ってるの?」
『ていうか、おれだって、命令されたりとか、大きい声でいわれたりして、すっごくいやだったことあるし』と4年男子。
「そうだよね、すごく我慢してるときあったの、知ってるよ。あれはいやだったよね。でも、楽しいこともあったかな?」
『ほめてくれたり、一緒に遊ぼうと言ってくれると嬉しかった』と3年女子。
『てらこや(大学生)が来てくれると楽しいもん』と2年女子。
「そうだよね。自分がうれしかったこと、楽しかったことを1年生とも一緒にできるといいね。」
「自分がされたらいやだなあと思うことは、やめようよ。みんな、おうちの人が帰ってくるまで、ここで過ごさなきゃならないのは一緒だよ?みんなでやさしくしあって、楽しいところにしようよ」・・・。

今回はあまり意見が出なかったけど、なんかちょっとみんなホッとしているようでした。
イライラが募って暴走してしまって、だれか止めて~!!という感覚だったのかもしれないなあ。
ガラっと雰囲気が変わるわけではないけれど、すこしだけ空気が柔らかくなった『ふかふか』。
1年生とそのご家族にとってここが安心できる場所になれば、学校生活でのいろいろな不安もクリアできるはず。


(上級生がまとめ役になって、ロッカーの場所を相談)

今年度はこの顔ぶれで『ふかふか』をつくるんだと、話し合いをしたりロッカーの場所を自分たちで決めたりしながら子どもたちは実感して、また一つ年を重ね成長していきます。