『ふかふか』ができるまで (10)

お祭りのような土壁づくりが終わりました。
私たち素人が存分に楽しんだ後、左官職人さんが夜遅くまで残ってきれいに整えてくださったことを、
後日、日高さんのブログで知りました。本当に本当にありがたかったです。

さて、次に私たちの関われる仕事は「ペンキ塗り」!
壁一面に貼られたボードにローラーで塗っていく作業です。
楽しそうだなあ~、みんなでやればすぐ終わっちゃうかななんて思っていたけれど・・・。
まずは養生。塗る面と木の部分の接するところをマスキングテープを貼っていきます。
これがなかなか広範囲で終わらない終わらない。
柱など木の部分にはビニールをかけなければなりません。
養生だけでどんどん時間は過ぎていきます。

ようやく塗り作業にとりかかろうとするところで、日高さんが「ゴーグル使ってくださいね~!」??
実は、壁だけではなく、天井も塗ることになっていたのでした。
ローラーにつけるペンキの量が少なすぎてはきれいに塗れないし多すぎれば自分の顔や頭にポタポタ垂れてきます。
目に入ったら大変なのでゴーグルを用意してくださったのでした。

(日高さんのブログより)

天井や壁の高い部分は脚立に登っての作業、吹き抜けの部分は足場を組んでの作業となり、なかなか進みません。
そこへ日高さんと家を建てることになったという施主さんや、時折日高さんの現場でお手伝いされているという料理家のおばあちゃま先生など、次々に助っ人が訪れて、みなさん当たり前のようにどんどん作業を手伝ってくださいました。
どの方も、本当に気持ちの良い素敵な人ばかり。
スタッフの家族や友人家族も加わって作業をすすめながら、どんどんご縁が広がっていきます。

きれいに塗ったつもりでも、次の日に来たらムラが目立ったりして、やりだしたらキリがないのですが
「いや大丈夫、これもいい味になりますから。」と日高さん。2年経った今、ほんとにいい感じになっています。

あの頃、作業しながらたくさんの夢を語りました。
無我夢中で駆け抜けてきた2年間。
忙しくなってきたけれど、ゼロからスタートしたあの頃の思いと、たくさんの方々に助けていただいたこと、そしてスタッフがお互いを思いやってきたからこそ今があるということを、きっとずっと忘れません。
おかげさまで今日も『ふかふか』は子どもたちの元気な声が響きます。

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