Largo教育講座『今、ここの学び』全6回が終了しました!

Largo主催のウェビナー『今、ここの学び』全6回が全て終了しました。

大変多くの方にご視聴いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

このウェビナーでは様々なお立場から講師の方に不登校を語っていただきました。

現役高校生が不登校を経験して感じた思いや保護者の思い。不登校になったときの子どもの心の状態や、そんな子どもを支える大人の心の在り方。これまでの日本教育の歴史や学校現場の先生の思いなど、多岐に渡りお届けして参りました。

 

 

10月10日(土)の最終日。

5講座目に保護者として登壇してくれたLargoスタッフ落合礼子さん
我が子が不登校になった時、学校とどのように共通理解を深めていくかで葛藤し、自らも子に対しての学びを深め、どう乗り越えてきたかを話してくれました。お子さんが考えてくれたという、『学びとは解像度をあげること』という言葉にとても深いものを感じました。この前向きなコメントをくれたのも母の愛情が届いているからなのではないでしょうか。

 

秦野市立南が丘小学校校長の大森智先生の講座のタイトルは『幸せな学校を目指して』。
子どもはもちろん、先生も保護者も地域の人も含め、皆が幸せになることが大切、とのお話をしてくださいました。そのためにはどうするか、子ども達をはじめ皆んなで考え創りあげる取り組みに感動しました。先生達で作ったバンド、『大森ファミリー』のジャズ演奏の映像も素敵でした!

 

Largoファシリテーターでスクールソーシャルワーカーの滝田衛さんは不登校の子達を『時代のチャレンジャー』と語ってくれました。
年々増えている不登校の子達。チャレンジャーが増えているということを社会が受容し、環境を整えていくことが急務だと改めて感じました。

 


不登校のその先をLargoとしてともに考えたい、と代表の水澤からもメッセージをお伝えしました。

 

鎌倉市立深沢小学校教頭の渋谷先生は学校での不登校の現状を語ってくれました。


『学びとは、自分を幸せにすること』と話してくれた渋谷先生。
おっしゃるように自分を大事にすること、幸せにする学びが自らをより拓いていくように感じます。

講師の方々の立場は違えど不登校を探求していくその先は、学校に行く、行かないということに捉われず、『幸せにどう生きていくか』ということに行き着いていたように思います。

『今、ここの学び』とは、『今、ここの幸せ』なのかもしれません。
ご視聴いただいた皆さんはどうお感じになられたでしょうか。

この日は神奈川県教育委員会主催の教育関係者向け見学会も開催されたのですが、市内の先生や、2講座目にご登壇いただいた県教育委員会の古島課長も大雨の中を駆けつけてくださり、心より嬉しく、とても励みになりました。

皆で支え合える社会を、立場の垣根を越えて築いていけたらと思います。

 

3ヶ月に渡ってお送りしてきた『今、ここの学び』。

講師の方はじめご視聴いただいた皆さま、チラシを置いてくださった学校や行政各所、宣伝してくださった保護者の方々、チラシを配ってくれた『ふかふか』の子ども達。

 

 

関わってくださった皆さまのおかげで無事終了いたしました。本当にありがとうございました。

引き続き、子ども達の笑顔のために対話を続けていきたいと思います!