フリースクールLargoのワークショップのひとつ、「自立ごはん」
今回はスタッフの報告から、”ロングバージョン”でお届けします。
※使用したお米は、千葉の農園「ふいごファーム」様で採れたものです。美味しいお米のご寄付ありがとうございました!
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今月の自立ごはんは冷蔵庫の中に何があるか確認することから始めました。
あった食材は、お米、ウィンナー、揚げ玉、みそ、ゴマ、鮭フレーク、りんご1個
さて、どうしようか?とみんなで相談すると、お味噌があるから焼きおにぎりとかいいんじゃない?揚げ玉をご飯にかけたい。デザートも食べたい。とみんながアイディアを出し始め、それじゃあ。と焼きおにぎり、ごはんの上に色々のせたごはん、卵ご飯もいいね!りんごを切って食べようとメニューが決まりました。
買い物に行く前にごはん炊いておこう!と、素晴らしい発言が!
お米を研ぎ、炊飯器にセットしてから、買い物行きたい子3人と出発しました。
まずは、りんご、いろんな種類や1個売り、6個パックがあってどうする?とみんなで考える。
美味しそうな赤いりんごを見つけ、いいね!それにしよう!とすぐ決定!
次に卵売り場へ。サッと割引きされている6個入りの卵を見つけ、これでいい。すぐに食べるし数もちょうどいい!と決定!
りんごはそのまま切って食べる予定でしたが、レジ横で飲み物を見つけて、ジュースに入れたらいいんじゃない?と買い物に行った3人でみんなが飲めそうなサイダーに決めました。
経済観念も、みんなを思いやる気持ちもある子どもたちの買い物にほっこりしました。
会計が終わると、エコバッグが不安定で卵が割れてしまいそう!と、ジュースを持つ人、りんごをもつ人、コーン缶を持つ人で手分けして持ち帰りました。
帰り道、霜ばしらを発見!ザクザク踏んだり、触ってみたり。歩くと色々発見があります。
ラルゴにもどり、みんなで卵を1個ずつ上手に割れました。
炒り卵を作ろうとしたら、油がない事に気が付きましたが、ウィンナーを炒めた油でやるのはどう?と、上手に炒り卵を作ってくれました。
りんごは、前日に作った自作のナイフでカット。良く切れて嬉しそう。(前日は、五寸釘からナイフを作る”鍛冶屋さん体験”ワークショップでした☺︎)
こわいよーと言いながらも皮むきに挑戦するお子さん、アドバイスするお子さん、むいた皮はリスのように子どもたちが全部食べてフードロスもない。いい事ですね。
ごはんが炊きあがり、ラップに包みながらおにぎりを作りました。
味噌を塗り、おにぎりを焼きます。
その間に、手分けしてトッピングの蓋を開けたり、切ったりんごにサイダーを入れて、
12時ピッタリに完成!素晴らしい!
テーブルを囲んで、焼きおにぎりに色々トッピングして、みんなで美味しく食べました。
居合わせたスタッフにも振る舞うができて、美味しいと言ってもらえて、満足そうでした。
冷蔵庫の残りものから豊かなごはんが作れる子どもたちって素晴らしいな。
これこそ自立ごはんだと思いました。