スタッフインタビュー:松井 「支え合える地域づくりのために、できることから」

今回は4人のお母さんスタッフ、松井の紹介です。
まさか4人もお子さんがいるように見えず、最初に聞いた時はただただ驚きだった。
Largoの運営方針を考えることや、資金調達を主に担っているスタッフである。
 
松井がスタッフとしてLargoに加入したのは2019年、立ち上がって2年ほど経った時だ。
自身は父親やご主人の仕事の関係で何度も引っ越しをしてきたが、その中でもわりかし鎌倉での生活が長く、ちょうど3番目の子育て真っ最中の時に、友達から誘われた青空自主保育に入ったことが今に繋がっている。
正直、青空自主保育というものには最初、全く興味がなかったが(笑)そこで出会ったママたち伝いにLargoの話を聞き、ここのスタッフになることが決まったそう。
ちょうどその時、長男が不登校だったのだが、学校が合わなければ家で過ごせばいいと自然に思えており、フリースクールを探すこともなかったというから、不思議な巡り合わせでここのスタッフに加入したことになる。

松井はうちの中で一番と言っていいほど(インタビュアー:まるちゃんの勝手なる私見)
「学校に行っても行かなくてもいい」というフラットな姿勢に感じる。その考えのルーツはやはり育った環境が影響しているようだ。
自身は親の仕事の都合で引っ越しを何度もした関係で、人や場所が常識やルールを作ることを、幼いながらに気付いていた。学校ごとに規則が全く違ったのだ。環境が変われば常識がひっくり返るなんていう経験をたくさんしてきた。(そして、ご主人はもっとフラットだというから驚きだ。)
特段、長男は生きていく力がすでに備わっている子である見てとれた。誰かに助けを求めたり、自分の力で進む力もあると感じていたから、苦しんでまで学校に通わせる必要性はないと感じた。
話の節々から伝わる、「子どもは親のおもちゃではない。親子は別者である。」という価値観が私は好きだ。
「親のレールに乗ってくれたら楽だったけれど、私の子どもはそうならなかったし、私自身もそういうのは好きじゃない。」と語る。(レールに乗せずに子どもの人生そのものを信じて見守ることがどれほど容易いことでないかは、新米ママの私にもよく分かる。)
 
今後のLargo・ふかふかについては、地域の皆さんと支えあえる場所にしたい思いもありつつ、個人的には『徹底的にギブする』こともやっていきたい。みんながここを頼って使い倒してくれるような、頼れる場所にもしていきたい。
ここの良さが最大限に発揮できる、適正な大きさがあるだろうからもう少し大きくしつつ、ここで働くスタッフの雇用を守って「仕事」としていけるようにすることがまずの目標だそうだ。
 
個人的に今後やりたいことは特にない(笑)
と言いつつ、学ぶことは大好きだし、自分は新しいことに飛びつく性格と自身は語るから、今後もどんどん進んでいくのは間違いないだろう。
自分を大きく見せたり、人を変えようとせず、今の自分に何ができるかということに集中している姿がいつも見られる、そんなスタッフ松井の紹介でした。
(インタビュアー:新人スタッフまるちゃん)
 

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