『我が子3人とも不登校だったんだよね。』 そう語るスタッフの小林。
特に長男が学校での集団活動が苦手でよく暴れていた。(学校には行きたいのに)
彼が小4の時に小林が生まれ育った鎌倉に引っ越し、小6になって東京大学の異才発掘プロジェクトROCKETに合格。なんと600人応募で合格者は13名という狭き門。
マグマのエネルギーのかたまりだったような長男が受け入れてもらえた、ということに心底安堵した。
今まで学校ではあんなに暴れていたのに、東大のプロジェクトの集まりでは驚くほど落ち着いて過ごしていたそうだ。
この頃から「ありのままの自分を認められる環境」が大切なのだと気づいた。
そして親子の良好な関係。子どもを信じる、というよりもはや「信じ抜く」。
我が子の幸せに寄り添う覚悟をもったという。
鎌倉あそび基地にとって欠かせない存在でもある滝田先生に当時、小林のやりたいことをたくさん話していたら、”良い人を紹介してあげるよ”、と代表の水澤を紹介してもらったのがきっかけでともにLargoを立ち上げることになった。
団体自体が青空自主保育からの始まりだったこともあり、初期は読書や外活動を盛り込んだプログラムを組んだが、参加者がゼロの時も多かった。
なるほど、Largoに来る子は「エネルギーをために来ているのだ」と気づき始める。
ここは何かを成し遂げる場所ではない。
今の頑張りや個性、存在そのものを認めてあげたいと優しく口にする小林。
ここに来る子どもたちは、本当にいてくれるだけでいいんだよね。子どもが幸せを感じられるかが大切。”今が楽しい”の積み重ねが未来を作るからと、話していた。
個人的な今後のビジョンは
“自分を大切にしながら仕事をしていきたい”、とのこと。
プロジェクトリーダーという肩書きのスタッフが自分のペースを大事にしながら働きたいと公言してくれるのは新人スタッフ(インタビュアー:スタッフまるちゃん)にとっては安心しまくる一言に尽きます笑
我が子の不登校の経験から、これからもLargoを良いものにしたい。たくさんの人に知ってもらえるように尽力したい、そう語っていた。
(インタビューアー:新人スタッフまるちゃん)