2024年10月15日に「子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する神奈川連絡会(子ども支援神奈川連絡会)」の学習会にお招きいただきました。
会場は横浜市西区の神奈川県教育会館、この日は、県内のPTA協議会や校長会、教頭会などの教育関係団体の方々100名ほどのご参加でした。
当協議会の今年度の年間テーマ「みんなでつくる“学びの場”のグラデーション」に沿って、子どもの権利条約やCOCOLOプラン、子ども家庭庁のこどもの居場所づくりに関する指針をざっとおさらいしつつ、Largoが大切にしている居場所づくりや多彩なワークショップの紹介、実践の中で聞いてきた子どもたちや保護者の声をお伝えし、神奈川県との協働事業である不登校ポータルサイト「キミイロ」、今年度から開始したメタバースでの居場所事業、県との協働からのご縁でつながった横浜国立大学附属鎌倉小中学校との連携事業や地元鎌倉市の取り組みの紹介などをお話しし、あっという間の60分でした。
ご質問の中で「学校教育が今後どうなっていったらいいと思っているのか?」というものがありました。
私は、学校の形に合わないだけで学びの機会を喪失してしまうことのないよう、
たとえば起立性調節障がいで朝起きられない子がオンラインで授業を受けられるようにする、興味を持った分野を地域で学べるようにして、それを単位として認めるなど、
学びの自由度を高め、学校が学びのハブになり、学ぶ場所を子ども自身が選択可能となって、そもそも「不登校」という発想にならない学校・教育・社会環境を目指したいとお伝えしました。
皆さんに私の真意が伝わったかどうか不安でしたが、終了後、ご挨拶に来てくださった方が何名かいらしたので、ホッとしました。
こうした機会をいただく度に、私自身が学び・成長している気がして本当にありがたく思っています。
来年5月にも県立保健福祉大学で、学生さんにお話しすることになりました。
今からとても楽しみです。