先日ある小学校で行われた、教室に入りづらいなどのお子さんを持つ保護者の座談会に参加させていただきました。
今回の座談会は、保護者の方々の思いと行動力に、学校が耳を傾けてくれたことで実現しました。
開催の経緯は、教室に入りづらくなっているお子さんをお持ちの保護者の方が、同じ状況で悩んでいる方々が多くいらっしゃるのではないかと気づき、PTA役員の方に相談したところ、こうしたお子さんを持つ保護者の方は学校で会合を持つ機会もなく、同じ保護者の立場でありながらとても不公平ではないかとお考えになり、学校に働きかけてくださったそうです。
学校としては、どなたが不登校なのか等の個人情報をお伝えすることは難しいが、PTA主催で開催するのはよいのではないかという見解を示され、
PTAの会報でこうしたお子さんをもつ保護者同士の座談会を開催する旨を通知し、発起人の保護者の方が取りまとめて開催となったとのことでした。
出席されたのは、教室に入りづらいなどのお子さんを持つ保護者の方5名と、同校保護者OBで現在中学生のお子さんを持つ方、それから今回の座談会に大きく尽力されたPTA役員の方でした。
それぞれが自己紹介とお子さんが教室に入りづらくなったなどの経緯や現在の状況、困っていることなどを共有したあと、OBの方が経験も踏まえて現在のお子さんの様子までお話しくださったり、意見交換したりと、不安の中にいる保護者の皆さんが安心できる雰囲気で、あっという間に1時間半が過ぎていきました。
(次回に続く)