『ふかふか』ができるまで (7)

入会説明会当日。
手作りのおやつを準備して、まだ施設も完成していない『ふかふか』を検討してくださる親御さんをお迎えしました。
広報もあまりできていない中、7名もの方が来てくださり、本当に嬉しかったのを覚えています。

当時鎌倉では民間学童はまだ2つしかなく、利用料が低く、学校内にあり、長年実績のある公設学童と共存していけるのかについては、誰もが懐疑的だったと思います。
私たちの実績は、自らの子育てを青空自主保育で行ってきたことと、鎌倉市の公設子ども会館を市と協働で4年ほど運営してきたことのみ。
利用料は少し高いけれど、地域ぐるみの子育て、少人数で手厚い対応、手作りおやつ、既成のおもちゃを置かずに子どもの創造力を伸ばすといった特色が、働く親御さんたちに受け入れていただけるものなのか。
ニーズは必ずあると信じて事業を起こしたものの、正直不安でいっぱいでした。

その後も説明会を重ね、お電話でのお問い合わせ等もいただき、事業開始の4月には、なんとか目標としていた20人を超えるお申し込みをいただくことができました。
ひと家族ごとに面談をさせていただき、『ふかふか』に期待することをお伺いするたびに、私たちに寄せてくださったご期待に必ず応えたいという気持ちを新たにした日々がよみがえります。

暖房もない寒さの厳しい現場でしたが、大工の藤間さんの整然とした仕事ぶりを尊敬して拝見しつつ、私たちは頭を突き合わせて話し合いを重ねていきました。

次回は、「竹小舞」の日のことを振り返りたいと思います。

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